profaim.jp のメニュー
profaim.jp のメニューには、「カテゴリメニュー」と「コンテンツメニュー」があります。メニューは灰色の領域に配置されていて、上部の横に長いメニューが「カテゴリメニュー」で左側の縦に長いメニューが「コンテンツメニュー」です。
profaim.jp では、カテゴリーの中にいくつかのコンテンツを持つ構成になっていて、横長のカテゴリを選択するとそれに属するコンテンツが左側に並びます。以下にあげるユーザビリティの話しはこのコンテンツメニューの位置の話しです。
メニュー位置によるユーザビリティ
メニューの位置は右?左?
左の灰色のエリアにあるコンテンツメニュー、この位置を左にするか右にするかという話しです。一般的には左側にメニューのあるウェブサイトが右にあるウェブサイトよりもユーザビリティが高い(使用するうえで便利)とされているようです。
profaim.jp も今でこそ左側にメニューを配置していますが、以前は右側でした。理由はその方がユーザビリティが高いと思ったからです。逆に今は左の方がユーザビリティが高いのではないかと思っています。もちろんこれはウェブサイトの性質や用途などによって異なり、どちらが正解ということはありません・・。
メニューを右にしていた理由
なぜメニューを右側にしていたかというと、ページの主役はコンテンツメニューから選ばれたコンテンツと考えたからです。コンテンツメニューを右にするとコンテンツを左側に持ってくることができます。なぜ左側に持ってきた方が目立つかというと、人が横書きの文書を読むとき目線は左上から右下という流れとなり、その結果右にあるものより左にあるもの(正確には左上)の方が目に入り易く目立つとされているからです。
また、マウスを右手で操作することからも右側にメニューがあるとマウスポインタが視界を横切らず自然な操作ができると思ったことも理由の1つです。
メニューの位置を左へ変更
profaim.jp では、2006年1月6日に右側のメニューを左側に移しました。メニューを左側に移した理由は、画面フッタ部につけた「戻る」ボタンと、 profaim.jp のナビゲーションがわかりにくかったことによります。
これまで右側にメニューを置くことで記事がきわだち良い感じでした。ところがフッタ部に「戻る」ボタンをつけたことで少し問題がでてきました。まず「戻る」ボタンをつける位置は右下に決めました。これは「戻る」ボタンを押すのは記事を読み終わった後が自然だと考えたからです。しかしこれだと記事と「戻る」ボタンの感覚が離れすぎてしまいますしページを戻る際にはメニューを横切らなくてはいけなくなります。そこで記事と「戻る」ボタンを近づけることにしました。
そのためにはメニューとコンテンツを入れ替えるかボタンを中央に寄せる必要がありました。ボタンを中央に寄せるのではバランスが悪くなってしまうし、ちょうどサイトのナビゲーションがわかりにくいと感じていたためメニューとコンテンツを入れ替えることにしました。全く知らない人にこのサイトを見せた時、メニューを指し示すまでメニューの存在に気づいていない様子でしたし、実際自分でも上のカテゴリを選択した後メニューを探してしまうことがありました。これがわかりにくいと感じた理由です。
左側にコンテンツメニューを持ってくることで、記事から「戻る」ボタンへのアクセスも、コンテンツメニューの視認性も向上するのではないかと考えたわけです。