記載日:2007/05/20

1.5GB のメモリが 512MB と認識されていました

メモリ認識状況あるとき、「このMacについて」ダイアログでバージョンを確認しようとしたことがあります。そのとき気づいたのが "メモリ 512MB DDR SDRAM" という表示でした。この Mac は 256MB 2本、 512MB 2本 の合計 1.5GB のメモリが挿してあったのですが、ほとんど認識されていない状態です。

インターネットを調べると、 メモリを挿したままファームウェア・アップデートをしてはいけないとか、ファームウェア・アップデートするとサードパーティー製で認識しないメモリがあるとか掲載されていましたが、今回の現象とはどれも少し違う感じでした。

有力な情報も見つからないので、メモリを挿しなおして様子をみることにしました。

詳しい状況を調べる

メモリスロット詳細 起動時診断結果

まずは、詳しい状況を把握しようと 「詳しい情報...」 ボタンを押して、システムプロフィールを参照しました。システムプロフィールの 「メモリ」タブ の内容を見ると、4本さされているメモリうち、スロット3と4の2スロットに挿されている 256MB×2枚 のみが認識されていることがわかります。さらにその下の 「診断」タブ を選択すると、確かにスロット1と2に挿したメモリが電源投入時にエラーとして扱われていることもわかります。

メモリを再取り付け

再挿入後メモリ認識状況認識されているメモリも、されていないメモリも一度全て外して再度取り付けてみました。その後、電源を入れてシステムプロフィールで確認すると全てのメモリが認識されていました。ただし、合計すると 256×4 で 1GB 。本当は1.5GB であることを考えるとおかしいのですが、 前回メモリの挿し位置を変えたら全く起動しなかったことを考えるとはるかに進展しました。

今回注意したことといえば、デュアルチャンネルの挿し位置と、たとえ挿さっても カチッという音と手ごたえが甘ければ挿しなおすという2点のみです。

何パターンか挿し位置を変えて試したのですが、512MB か 1GB かのどちらかでした。

ハードウェアのリセットボタンを試すも、効果はなし

再挿入後メモリ認識状況512MB のメモリも 256MB として認識されていることから、何かハードウェアに問題があるのではないかと思い、ロジックボード下側にある小さなスイッチを押してハードウェアのリセットをしてみました。 結果はリセットしなかったときと全く同じでした。

結局、正しく認識されている 256MB×2枚を残し、他の Windows機 で使用していたメモリ2枚を挿したところ、4枚全てのメモリが正しく認識されました。

未だ原因は不明ですが、とりあえずこれでしばらくの間、この問題を気にしなくて済みそうです。

詳細記事
PowerMac G5 がメモリを正しく認識しない・・ 1.5GB積んでいるはずのメモリがいつの間にか512MBと認識されていました。
一部認識しないので、G5 のメモリを差し直し メモリ差し直しで認識不良は改善されるか試してみました。



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