記載日:2006/08/19
1.ユーザ削除
Linux 上には自由にユーザを作成できます。Linux を使用していくと不要になってくるユーザも出てくると思います。使わないならそのまま残していても問題なさそうですが、セキュリティ上からも不要になったユーザは削除するのがよいと思います。使用しないユーザから不正アクセスされたら嫌なので・・。
今回は、ユーザ "user1" が作成されているとして、ユーザ削除の手順を紹介します。 ユーザの作成方法については、 ユーザ作成
が参考になると思います。
2.ユーザ削除手順
2-1.ユーザの削除
ユーザ削除は 「userdel
(削除するユーザ名)」を実行します。userdel
コマンドのオプションとして "-r"
をつければ、ユーザ作成の際に同時に作成されたホームディレクトリも一緒に削除することができます。削除するユーザのホームディレクトリに必要なファイルがない場合は、ディスクスペース節約のためにもホームディレクトリを削除するのがよいと思います。
以下はホームディレクトリも削除するために userdel のパラメータとして "-r" を指定した例です。
# /usr/sbin/userdel -r user1
#
エラーが表示されなければ、ユーザの削除は完了です。