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profaim.base 基盤基本構成

記載日 : 2005/11/29 最終更新日:2007/01/28

profaim.base 基盤の外部構成

profaim.base は外部の視点から見ると2種類の構成要素で成り立っています。フレームワークの基本機能を提供する profaim.base.core と ウェブサーバの各ホストから Framework の機能を利用するための profaim.base.connector です。

profaimbase の基本構成を下の図1に示します。

profaim.base基本構成

図1 profaim.base 基本構成

  1. profaim.base.connector
    ウェブサーバに任意の数配置され、ホスト固有の設定や情報の管理profaim.base.core への接続を行います。 原則として profaim.base.connector は自発的に処理を行いクライアントへ結果を返すということは行いません。あくまでもクライアント側(Web Brouser)からのリクエストに対してホスト固有の情報を付加して profaim.base.core へ処理を委譲するのみです。唯一の例外として profaim.base.core がアップグレード中など、メンテナンス中の場合には処理を委譲せず、メンテナンス中であることを表すページをクライアント側へ返却する仕組みを提供します。
  2. profaim.base.core
    ウェブサーバに1つだけ配置され、複数のホストから接続要求を受け付けます。 主な機能はページに埋め込まれた profaim.base タグの処理です。処理されたタグは通常の HTML データとして返却され、クライアント側には profaim.base の存在を意識させません。セッション管理ログ機能セキュリティサポートなどの機能は全て profaim.base.core で提供されます。

フレームワークの基本部分を共用することで、ディスクスペースの節約だけでなく機能強化や機能改善が全てのウェブサイトに同時に反映されるという利点があります。反面、ホストA の対応を行ったらホストB が正常に動かなくなるという可能性も高く profaim.base 修正による影響範囲の把握が難しくなるといった欠点もあります・・。