記載日:2006/05/16
svnadmin を利用した リポジトリの作成
Subversion でのリポジトリ作成は管理用のツール "svnadmin" を使用して行います。リポジトリ作成する前にはディレクトリを作成しておく必要があります。ここではリポジトリを作成するディレクトリとして "myRepose" という名前のフォルダを作成します。
リポジトリの種類
Subversion ではリポジトリの種類として、"FSFS (Native filesystem)" または "BDB (Berkeley database)" の2種類から選択できます。
ここでは細かい説明は省略しますが、特に理由がない場合は「FSFS」を選択すれば良いと思います。どちらを選択してもデータの内部的な扱いが違うだけで、リポジトリの操作方法に変わりはありません。
FSFS でリポジトリを作成する場合は、オプションとして --fs-type fsfs
を指定します。
BDB でリポジトリを作成する場合は、--fs-type bdb
を指定します。
リポジトリ作成の流れ
ディレクトリ作成
まずはリポジトリを作成するためのディレクトリを作成します。ここではカレントディレクトリに "myRepos" という名前でディレクトリを作成します。
$ mkdir myRepos
リポジトリ作成
リポジトリの作成には、svnadmin ツールの create コマンドを使用します。上で説明したリポジトリの種類 (fsfs または bdb) を指定してリポジトリを作成します。ここでは先ほど作成したディレクトリ "myRepos" に fsfs を指定してリポジトリを作成します。
$ svnadmin create ./myRepos --fs-type fsfs
これでリポジトリの作成は完了です。